体重は減った!でも・・足が痩せない!!そんなあなたに合った足やせ法伝授

1・ダイエットと脚やせについて


下半身デブ、という言葉をよく耳にしますが私自身まさにその言葉がぴったりと当てはまります。

見た目は細いのです。体重も標準以下。
でも、足を出すとバランスがよくない。

これは繰り返すダイエットのなかで徐々に自分で作りだしてしまったスタイルだったのです。


ダイエットといえばまず食事制限が手っ取り早いですね。

カロリー制限すればもちろん体重が減ります。
しかし、どの部分が減っているのでしょう?

それば脂肪の多いお腹や胸がサイズダウンしたに過ぎないのです。

そしてカロリー不足により、体が脂肪を燃焼しにくく、代謝の悪い状態にしてしまっているのです。

ということは、ビタミン不足で更に足はむくんでしまい、セルライトを増やす結果となってしまうのです。

つまり、上半身だけがどんどん痩せていき、下半身はそのまま。

ダイエットをすればするほど、みっともないスタイルを作り出し、更にセルライトを増やしてしまっていたのです。




ここでセルライトの説明を入れておきますが、腕や太ももをぐいっと横に押しやると凸凹しています。
これは脂肪細胞同士が付着してできる脂肪の固まりです。

運動不足、ビタミン不足、冷え性等の原因で血行が悪くなり、脂肪細胞の代謝が衰え肥大化し、周囲の組織を繊維化させることで起こるものと言われています。

脂肪、というと肥満の方を想像しがちなのですが、痩せ型の方でもこのセルライトは存在します。


2・脚やせしたいあなたがしてはいけない事


上記でも述べましたがまず食事制限、その次に思いつくのはやはりエクササイズです。

特にふくらはぎが太い人は要注意なのですが、その筋肉は固くなっていませんか?
この筋肉には老廃物、脂肪をまとっており、その上にエクササイズで筋肉を増やしたら
どうなるでしょう?

更に足が太る結果となるのです。

むやみな食事制限もしてはいけません。
カロリーを減らせば全体的なサイズダウンは可能でしょうが、逆に代謝が悪くなり、下半身がむくんでしまうことも考えられるからです。



そしてエステサロンなどの広告を信じる事です。
一日で○センチダウン、という広告をよく見かけますがそれはその時だけなのです。

つまりマッサージでむくみをとっているだけなのです。
そのむくみはその時だけ血流を促しただけの事であって、持続性はありません。
次の日には元の太さに戻っているのです。

そう、根本的な解決は何もされていないのです。
それでは根本的な解決について述べていきましょう。


3・脚が太い原因とその対処法

1.脂肪太り


脂肪で太ってしまっている足とは、筋肉があまり無くむくんだ状態の足のことです。
筋肉があまりないので脂肪を代謝しにくくなっているのです。

と、いう事は筋肉を増やせば引き締まった足になり、むくみも解消されます。
筋肉が付けばメリハリもできますので、足を使う運動が効果的です。

例えば、踏み台昇降、エアロバイク、走るのが苦手な方は歩くだけでも効果があります。

時間を効果的に使う事を考えれば自転車で通勤するなどもいいですね。


そして、脂肪燃焼には有酸素運動が効果的、とされています。

脂肪燃焼ですが、前述にも述べた通り、柔らかい脂肪の多い部分から燃焼されますので脂肪太りの方には効果的です。


有酸素運動をするとどうして脂肪が燃焼するのか?


食事をすると脂肪は血液中に流れ出します。
そして血液中に流れている酸素が脂肪と結合。
この結合した酸素は脂肪と共に燃焼するのです。

と、いうことは酸素を血液中に多く入れれば入れるほど脂肪が燃焼するのです。

しかし燃焼してくれるのは入って間もない脂肪のみ。
すでに体に蓄積された脂肪を燃焼させるには有酸素運動を始めてから20〜30分はかかります。

有酸素運動は緩やかな運動なので時間を掛けても体への負担は多くありません。

コツコツと頑張って脂肪を燃焼させましょう。


さらに手軽に脂肪分を燃焼させる技があります。

それは体の中にある褐色脂肪を増やすのです。
褐色脂肪とは、体温を保つ為に熱を出してエネルギーを消費する役割をしています。

この褐色脂肪を増やすには、首の後ろ・肩甲骨・脇の下を冷たい刺激を与えます。

水泳や冷水シャワーで上記の部分を当てて刺激を与えましょう。
運動の前後にすると効率がよくなります。


お風呂でするなら首に40℃のお湯、20℃の水を交互にかけます。
これで褐色脂肪細胞は活性化します。

もっと手軽な方法もあります。

水を凍らせたペットボトルを握って手を平泳ぎするように回す。
同時に首を上下に振る。15秒後、暖めたお湯に手をつける。これを5〜6回繰り返す。

一日に数回やれば、褐色脂肪細胞は活発化し、基礎代謝が上がります。


日常の食事などはどうでしょう?
カロリーオーバーも勿論考えられますので脂肪太りの方は、まず食生活の見直しをしましょう。


2.筋肉太り


学生時代にスポーツをやっていた方にこのタイプが多いのではないでしょうか?
数年前にやめたはずのスポーツ。

しかし、その筋肉がまだ付いているとは考えられません。

では、この固い筋肉のようなものは一体何か?
脂肪と老廃物が筋肉にまとわり付いて固くなっていると考えられています。

そして、この筋肉太りはスポーツしていた方とは限りません。

日常生活の中でよく走る方、階段を駆け上がる方、自転車によく乗る方といった方にも多くみられます。

では、どうしたらこの”筋肉のような”脂肪と老廃物を排除できるか?

まずは血行促進を促すことです。

最近はセルライト用のオイルなども売っているので地道にマッサージを続けましょう。

一週間たっても効果がない、とやめてしまってはいけません。

一時的に細くなってもそれはむくみがとれただけの状態なので、老廃物が排除されるまではかなりの時間を要します。

足裏のツボ押しやストレッチなども手軽にできるので一日10分でもできればいいですね。

そして最後には必ず水を多めに飲む事を忘れないようにしましょう。


3.ゆがみ太り


まずお聞きします。まっすぐ立っているとき、重心がどちらかにかかっていませんか?

座った時に足をすぐに組んでしまう、まっすぐ座っていられない。
妊娠後、骨盤が広がってしまった。O脚・X脚である。

こういった方はゆがみ太りと思われます。

ゆがみ太りの方は運動では痩せられません。
それどころか更にゆがみが悪化する恐れがあります。

そして、ゆがみによって筋肉の負担がかかり、余計に太ってしまうのです。

まずはゆがみを治すことが先決です。

骨と、骨の周りについてしまっていた筋肉を正常な位置に戻すための整体で矯正する必要があります。

同時にマッサージ、脂肪燃焼のためのストレッチをすると効果がでるでしょう。


4.むくみ太り


なぜ夕方になると足がむくんでしまうのでしょう?
それは血液が留まってしまっているのです。

足は心臓から離れた場所、しかも重力に逆らった形になりますので血流を促してあげるとよいでしょう。

一日中机に座って仕事をしている方なら、周りに見えない範囲で脚をまっすぐ前に伸ばしてやってください。

もしくは軽いストレッチ、足首を回したり上下運動するだけで軽減されます。

仕上げは入浴、マッサージで元の状態に戻しましょう。


これを放っておくと慢性的なむくみ太りとなり、セルライト化してしまうのでなるので随時解消していきましょう。



4・細くできる?ふくらはぎ


歩き方がきれいな人はふくらはぎもきれいだと思いませんか?
典型的な例で言えばやはりモデルの方ですね。

正しい歩き方をしていると正しい筋肉がつくのです。
つまり、歩き方によって正しくない筋肉が付いてしまっているので、
後述のような歩き方をする方は、正しい歩き方を習得しましょう。

引きずったような歩き方をする、早足、前のめりに歩く、つま先から着地する、ドスンドスン歩く・・

こういった歩き方をする方はふくらはぎに負担がかかり、コリができてしまいます。

このコリによって代謝不良になり、脂肪と老廃物が筋肉についてしまうのです。

コリの解消法ですが、まずは冷やさない事。

半身浴や足湯などもいいですが昔流行ったレッグウォーマーなども手軽で有効です。

ここ数年で圧迫系の靴下やストッキングもかなり出回っているので自分に合った物を探しましょう。

バランスのよい食生活を心がけつつ、コリをマッサージやストレッチでや柔らかくする。

そして正しいウォーキングです。かなりの長期戦になりますが根気をもって頑張りましょう。


5・今日からできる脚やせ

1.良質なたんぱく質を摂取する


良質なたんぱく質をとることによって冷え性を改善することができますので足のむくみを抑えることができます。
では、良質なたんぱく質とはどういうたんぱく質か?

それは必須アミノ酸を多く含んでいることです。

20種あるアミノ酸の中で、8種類は体内で作れないのでこの8種類のアミノ酸をバランスよく含んだ食品を摂取すれば良いのです。

例えば鶏レバー、鶏卵、牛乳、ロース、鶏胸肉、精白米、さんま、あじ、鮭、かつお、プロセスチーズ、木綿豆腐等

但し、一つの食品を多く摂るのはNGです。色んな食品から摂るように心がけましょう。


2.体を冷やさない(冷え性改善)


なぜ体をひやしていけないかを説明しましょう。

足に溜まった老廃物はリンパ管の動きを良くしないと排出できません。

ではリンパ管はどうすれば活発になるか?
まずは外部から暖めることなのです。

あなたの足を触ってみて下さい。
暖かいですか?本来は暖かいものなのです。

それがもし、冷たいという事は血行不良をおこしている証拠なのです。
血行不良をおこせば老廃物が排出されにくくなって、むくみの原因になります。

このむくみがやがてセルライトとなってさらに血行不良をおこしてしまう、という悪循環なのです。

そして食事面です。

まずは塩分の多い食品を控える。
カリウム・マグネシウムなどが多く含まれる食品を摂取する。

例えば、ひじき・昆布・枝豆・ほうれん草・納豆・ブロッコリー・ジャガイモ・サツマイモ・サトイモ等

そして体中に血液が行き渡るよう、体を温める食品を取り入れましょう。

例えば、にら、ねぎ、にんにく、しょうが等の香味野菜、唐辛子、コショウ、山椒、からし、わさびなどの香辛料です。
香辛料なら色んな料理に活用できるので摂取しやすいですね。


3.野菜の摂り方


食事の前に野菜を摂るようにしましょう。

これは、食物繊維によって消化に時間がかかる為、消化吸収がゆるやかになります。

そのため、血糖値の上昇がゆるやかになり、インスリンの分泌も抑えられて脂肪細胞への取り込みが少なくなるのです。

炭水化物をいきなり摂取すると血液中の糖がより多く脂肪細胞に蓄積されてしまうのでなるべく避けましょう。


4.夜八時以降は食べない


と、よく言われますが「眠る3時間前には炭水化物を摂らないようにしましょう。」が正解です。

寝ている間に必要な体力を、体が少しでも貯めておこうと栄養吸収しやすい状態になっているのです。
なので、寝る3時間前に食べてしまうとほとんどが脂肪に変わってしまうのです。

どうしても我慢できない時は、上記の「良質なたんぱく質」と摂るようにしましょう。


5.水を一日2リットルほど飲む


水を飲むのがいいのは、水を飲む事によって新陳代謝が活発になります。

脂肪燃焼にも役立ちます。

そして、過剰に摂取した塩分を外に排出できます。塩分が多いと体がむくむので、その点でも水を飲むのは効果的です。

もっとたくさん飲めばもっと新陳代謝が活発になるか、と思う方がいるかもしれませんが、これは間違いです。

これ以上飲んでしまうと、胃腸や腎臓に負担が掛かるだけでなく、
必要なミネラルや栄養まで排出されてしまうので、飲みすぎには注意して下さい。

ジュースやコーヒー等は、糖分があるため肥満の原因になるので控えましょう。

お茶も胃をあらしますので、ミネラルウォーターが一番最適です。

飲み方としては、なるべく数時間おきに飲む事。冷たくしすぎない事(体が冷えてしまったら元も子もないですね)。


6.一日の筋肉疲労はその日のうちにマッサージ


たまにやっても細くなりません。

足やせは毎日の継続が大事ですのでなるべく暖めた後にマッサージをしましょう。


7.スカートで出掛けよう


普段、どんな格好をしてますか?

足を見せたくないから、とパンツスタイルばかりになっていませんか?
これでは緊張感があまりにもないですよね。

たまにはミニスカートをはいてみて下さい。
自分で実感できると思いますが足が、体全体が緊張するのです。

そして自然に足をきれいに見せようとピンと伸びてまっすぐに近い状態で歩いているはず。

見られてる、という状況が更に自分を駆り立て、ケアに余念がなくなることでしょう。

恥かしくなんてありません。意外と他人の足の太さなんて気にしてないものですから。


6.最後に


脚痩せはダイエットと違い、効果があまり目に見えません。

やみくもに色々試してみても、それが自分にあった脚痩せ法でなかったらとんでもない結果にもなりうるのです。

そうならないよう、自分のタイプを見極め、今までの生活を見直し、日々努力を積み重ねてみてください。

成果がでるのは半年、一年後かもしれません。

しかし、脚は必ず細くなります。

いえ、正常な状態に戻し、全体バランスの整った体を取り戻すのです!


明日から早速実践してみて下さい!!